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IPO(上場)5年以内の銘柄を投資対象にする投資信託「IPOリサーチ・オープン<愛称:リターン・エース>」

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三菱UFJ国際投信から「IPOリサーチ・オープン<愛称:リターン・エース>」という投資信託が2018年4月に設定されました。

IPO銘柄を投資対象とする投資信託は、ありそうでなかった投資信託だと思います。

上場したばかりの銘柄は、これから成長する可能性が非常に高い一方、期待はずれに終わる銘柄も非常に多いものです。

そんなIPO銘柄の中からこれから成長する銘柄を選定するという試みは非常に面白いと思います。

ただ、アクティブファンドだけあって、コストが少し高い印象です。

購入時手数料は3.0%(税抜)、信託報酬は1.64%(税抜)です。

さらに、現状では低コストな大手ネット証券では購入できず、「エース証券」「七十七証券」「ちばぎん証券」「丸八証券」でしか購入できないようです。今後、販路を拡大するのかもしれませんが。

IPOリサーチ・オープン<愛称:リターン・エース>の特徴

「IPOリサーチ・オープン<愛称:リターン・エース>」の交付目論見書には以下のような文言があります。

株式公開(IPO)市場には、将来、飛躍的な成長を遂げる、ダイヤの原石が眠っている。

企業はなぜIPOをするのか?
資金調達の多様化を図るため、知名度の向上や社会的信用を増大させるためなど狙いは様々ですが、共通して言えることは、飛躍的な成長を目指しているということです。

しかし、企業の成長性を見極めることは容易ではありません。

IPOをする企業には中小型株式が多いため、調査・分析を行うアナリストが少なく、投資家向け広報活動(IR)が限られているからです。

高い成長性を秘めたダイヤの原石が、いまだに注目されず、眠っているかもしれません。

個別株投資とはまさに原石を探す行為ですが、その中でも「高い成長性を秘めたダイヤの原石」を探す投資信託が「IPOリサーチ・オープン<愛称:リターン・エース>」のようです。

「IPOリサーチ・オープン<愛称:リターン・エース>」の投資対象は「IPOから5年以内の銘柄」です。

上場から5年というと少し長い期間のように感じますが、5年というスパンを見ることで、期待はずれに終わる銘柄を排除するというスクリーニングの役目もあるのかもしれません。

個人投資家の間でもIPOセカンダリー投資は人気ですが、自分が投資した銘柄が将来成長するかどうかは、誰でも得られる情報の中から見極めるしかありません。

しかし、「IPOリサーチ・オープン<愛称:リターン・エース>」では、経営陣への取材やプロによる継続的な調査によって銘柄選定が行われます。

交付目論見書のよると、銘柄選定は上記のようなプロセスで行われるそうです。

こうなると、気になるのが「どんな銘柄に投資しているのだろう?」ということです。

そこで、月次レポートから投資先銘柄を確認してみました。

投資先銘柄

以下の投資先銘柄一覧は「IPOリサーチ・オープン<愛称:リターン・エース>」の月次レポートで紹介されていた銘柄です。すでに売却済みで現在は保有していない銘柄も入っています。

PERPBRROEは2018年10月25日時点のもので、PERとROEは予想値です。

2018年9月の月次レポートによると、市場ごとの内訳は、東証一部が63.0%、東証二部が1.8%、JASDAQが2.8%、マザーズが27.9%となっています。東証一部とマザーズで約9割です。

無配銘柄は配当利回りを「–%」と表記しています。

銘柄 市場 上場日 時価総額 PER
PBR
ROE
配当利回り
ジャパンインベストメントアドバイザー
(7172)
マザーズ 2014年9月11日 1032億円 24.7倍
3.32倍
13.4%
0.38%
ソラスト
(6197)
東証1部 2016年6月29日 1119億円 38.1倍
9.37倍
24.7%
1.33%
ティーケーピー
(3479)
マザーズ 2017年3月27日 1147億円 86.9倍
12.16倍
14.0%
–%
ビジョン
(9416)
東証1部 2015年12月21日 628億円 41.0倍
6.86倍
16.7%
–%
ベルシステム24ホールディングス
(6183)
東証1部 2015年11月20日 1096億円 17.6倍
2.41倍
13.7%
2.41%
カチタス
(8919)
東証1部 2017年12月12日 1101億円 18.9倍
6.58倍
36.1%
1.85%
ネクステージ
(3186)
東証1部 2013年7月30日 663億円 26.5倍
3.88倍
15.4%
0.20%
スシローグローバルホールディングス
(3563)
東証1部 2017年3月30日 1668億円 21.3倍
4.29倍
20.7%
1.47%
オープンハウス
(3288)
東証1部 2013年9月20日 2714億円 8.2倍
2.61倍
33.4%
2.07%
マクロミル
(3978)
東証1部 2017年3月22日 853億円 16.2倍
3.37倍
20.8%
0.41%
メディアドゥホールディングス
(3678)
東証1部 2013年11月20日 309億円 –倍
9.25倍
–%
0.38%
アドベンチャー
(6030)
マザーズ 2014年12月18日 513億円 145.8倍
37.16倍
25.5%
0.18%
弁護士ドットコム
(6027)
マザーズ 2014年12月11日 685億円 207.6倍
42.52倍
21.6%
–%
シンメンテホールディングス
(6086)
マザーズ 2013年12月19日 128億円 39.7倍
6.52倍
16.4%
0.75%
ベイカレント・コンサルティング
(6532)
マザーズ 2016年9月2日 334億円 10.0倍
2.15倍
21.6%
2.55%
アライドアーキテクツ
(6081)
マザーズ 2013年11月29日 81億円 34.0倍
4.69倍
13.8%
–%
ファイズ
(9325)
マザーズ 2017年3月15日 178億円 57.8倍
15.32倍
28.4%
–%
PR TIMES
(3922)
東証1部 2016年3月31日 145億円 49.4倍
8.49倍
17.2%
–%
RS Technologies
(3445)
東証1部 2015年3月24日 496億円 19.2倍
3.08倍
16.1%
0.12%
ウェルビー
(6556)
マザーズ 2017年10月5日 470億円 56.3倍
25.46倍
45.5%
0.35%
Gunosy
(6047)
東証1部 2015年4月28日 687億円 31.6倍
7.35倍
24.9%
–%
ダイキアクシス
(4245)
東証1部 2013年12月19日 159億円 15.3倍
2.26倍
14.7%
1.86%
MTG
(7806)
マザーズ 2018年7月10日 2206億円 40.1倍
10.42倍
27.3%
0.02%
リクルートホールディングス
(6098)
東証1部 2014年10月16日 5兆819億円 32.7倍
5.72倍
18.3%
0.90%
オープンドア
(3926)
東証1部 2015年12月17日 813億円 92.6倍
18.22倍
21.0%
–%
キャピタル・アセット・プランニング
(3965)
東証2部 2016年10月7日 99億円 33.8倍
6.23倍
17.7%
0.85%
アビスト
(6087)
東証1部 2013年12月18日 141億円 12.2倍
2.68倍
23.1%
2.44%
サントリー食品インターナショナル
(2587)
東証1部 2013年7月3日 1兆3426億円 16.7倍
1.93倍
11.5%
1.79%
SGホールディングス
(9143)
東証1部 2017年12月13日 8715億円 21.8倍
2.61倍
12.0%
1.28%
アルヒ
(7198)
東証1部 2017年12月14日 670億円 15.5倍
2.93倍
20.0%
2.36%
鎌倉新書
(6184)
東証1部 2015年12月4日 432億円 127.1倍
18.58倍
14.6%
0.12%
オロ
(3983)
東証1部 2017年3月24日 424億円 67.3倍
8.46倍
12.6%
0.29%
テクノプロ・ホールディングス
(6028)
東証1部 2014年12月15日 2073億円 23.3倍
4.97倍
21.3%
2.15%

これらの銘柄を「マネックス銘柄スカウター」で分析して、株価上昇が見込めそうな銘柄を自分のポートフォリオに入れてみることで、パフォーマンスが向上するかもしれません。

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