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米国株に投資できる証券会社を比較 〜 手数料、注文方法、発注時間、取引時間など

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2012年末から始まったアベノミクス以降、日本株は右肩上がりですが、それ以上に上昇しているのが米国株です。

上のチャートは「米S&P500(米国を代表する500銘柄)」と「日経平均株価(日本を代表する225銘柄)」と「TOPIX(東証一部に上場している約2100社)」の過去10年のパフォーマンスを比較したものです。

「日経平均株価」も「TOPIX」も2012年末から上下を繰り返しながらも右肩上がりを続けていますが、「米S&P500」はそれほど大きく下げずに安定して右肩上がりを継続しています。

米国株は日本株よりも売買手数料は少し高くなりますが、手数料が気にならないくらい株価の上昇と高配当を享受できる銘柄がたくさんあります。そこが米国株の1番の魅力だと思います。

また、米国は日本と違い、先進国で唯一人口が増えている国ですし、基軸通貨「米ドル」と世界言語「英語」を武器に、世界を舞台にビジネスをしている企業が多いです。

そういう意味では、世界の経済成長の恩恵を受けやすいと言えますし、米国企業は日本でも馴染みのある企業が多いです。

さらに、上場審査やコンプライアンス面でも米国は世界一といっていいくらい厳しいので、日本企業に比べて不正に手を付ける上場企業が少ないという特徴もあります。

そういう意味では、安心して長期投資できる市場と言えます。

米国株は日本のネット証券から投資できますし、米国株でそれなりの資産を築いている人は多いので、投資をやっているなら日本株だけへの投資のみではもったいないと思います。

そこで、米国株投資に力を入れているネット証券3社を様々な側面から比較してみたいと思います。

米国株に投資できる証券会社を徹底比較 〜 手数料、注文方法、発注時間など

日本株の場合、上場している企業の株ならどの証券会社でも基本的に購入できますが、米国株の場合、証券会社によって扱っている銘柄数や注文方法、発注可能の時間に違いがあります。

※2018年9月16日時点

マネックス証券 SBI証券 楽天証券
普通株の銘柄数 3,061銘柄
(2018年9月13日)
1081銘柄
(2018年9月13日)
1461銘柄
(2018年9月13日)
売買手数料(税抜) 約定代金の0.45%(最低5ドル〜上限20ドル)
為替手数料
片道・1ドルあたり
25銭(0.25円)
決済通貨 米ドル or 日本円
配当金の受け取り 米ドル
注文方法 成行・指値・逆指値・ツイン指値・連続注文・トレーリングストップ 成行・指値 成行・指値
注文有効期間 最長90日間 最長15営業日(米国) 当日
注文ツール PC・スマホアプリ PC PC
発注可能時間
(夏時間/サマータイム)
24時間可能 火〜土の5:00〜9:30、月〜日の18:00〜18:30以外の時間帯 15:00〜翌5:00の時間帯
特定口座 可能
NISA口座 可能

これを見ると、「銘柄数」「注文方法」「注文有効期間」「注文ツール」「発注可能時間」の5点にて、「マネックス証券」に優位性があります。

マネックス証券は社長の松本大さんが米国の「ソロモン・ブラザーズ」や「ゴールドマン・サックス」で勤務経験があり、米国株に関しての本も出版しているくらいなので、日本から米国株に投資できる環境に力を入れているようです。

世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由
世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由

米国市場の取引時間・サマータイム・時差

日本市場の取引時間は「9:00〜15:00」です。

ただし、11:30〜12:30は昼休みとなっているので、前場 2時間30分(9:00〜11:30)・後場2時間30分(12:30〜15:00)で、日本市場は合計5時間の取引時間となっています。

一方、米国市場は昼休みがなく、取引時間は以下のようになっています。

米国市場の取引時間と時差
日本時間 米国現地時間 時差(NY)
夏時間/サマータイム
(3月第2日曜日〜11月第1日曜日)
※7ヶ月と2週間ほど
22:30〜5:00 9:30〜16:00
※6時間30分
13時間
冬時間
(11月第1日曜日〜3月第2日曜日)
※4ヶ月と2週間ほど
23:30〜6:00 14時間

日本の夜間時間に米国市場が始まるので、仕事から帰宅後にリアルタイムで取引に参加することが可能です。

米国は国土が大きいため、「西部」「中西部」「中東部」「東部」で4つの時間帯に分かれていますが、米国市場といえばウォール街に代表するニューヨークがある「東部」で、日本との時差は14時間になります。

ただし、1時間時計が前倒しになるサマータイムの時差は13時間に短縮します。

近年では、欧米でサマータイムの是非が問われているので、将来的にサマータイムは廃止される可能性もあるかもしれません。

米国市場の取引時間を図にまとめると以下のようになります。

米国市場の立会時間は9:30〜16:00ですが、その前後にプレマーケットとアフターマーケットの時間外取引があります。

時間外取引は機関投資家が多い傾向があり、銘柄によっては出来高も少ないので注意が必要です。

最も流動性が高いのは、立会時間が始まる9:30からの1時間くらいです。このあたりは日本株と同様です。

売買単位・売買手数料率・為替手数料

日本では「100株〜」「1000株〜」と売買単位が決められていますが、米国株は1株から購入可能です。

そういう意味では、米国株は日本株よりも少額から取引できるというメリットがあります。

ただし、売買手数料が最低5ドル〜最高20ドル(税抜)なので、手数料率を考えながら売買額を決めた方がいいと思います。

売買手数料(片道・税抜)と手数料率
売買額 手数料 手数料率
100ドル
(1ドル100円で1万円)
5ドル(100 × 0.0045 = 0.45) 5%
500ドル
(1ドル100円で5万円)
5ドル(500 × 0.0045 = 2.25) 1%
1000ドル
(1ドル100円で10万円)
5ドル(1000 × 0.0045 = 4.5) 0.5%
2500ドル
(1ドル100円で25万円)
11.25ドル(2500 × 0.0045 = 11.25) 0.45%
5000ドル
(1ドル100円で50万円)
20ドル(5000 × 0.0045 = 22.5) 0.4%
10000ドル
(1ドル100円で100万円)
20ドル(10000 × 0.0045 = 45) 0.2%
50000ドル
(1ドル100円で500万円)
20ドル(50000 × 0.0045 = 225) 0.04%
100000ドル
(1ドル100円で1000万円)
20ドル(100000 × 0.0045 = 450) 0.02%

上記を見ると、その時の為替レートによりますが、日本円で約10万円で手数料率が0.5%になります。

100万円だと手数料率は0.2%まで下がるので、日本の投資信託の先進国インデックスファンドと同レベルになります。

ただし、上記の「売買手数料」に加え、「為替手数料」もかかります。

為替手数料は「1ドルに対して25銭(0.25円)」なので、金額ごとの手数料額は以下のようになります。

為替手数料(片道)
売買額 為替手数料(円)
100ドル
(1ドル100円で1万円)
25円
500ドル
(1ドル100円で5万円)
125円
1000ドル
(1ドル100円で10万円)
250円
2500ドル
(1ドル100円で25万円)
625円
5000ドル
(1ドル100円で50万円)
1,250円
10000ドル
(1ドル100円で100万円)
2,500円
50000ドル
(1ドル100円で500万円)
12,500円
100000ドル
(1ドル100円で1000万円)
25,000円

米国株は値幅制限(ストップ高、ストップ安)がない

日本株の場合、1日に株価が大きく動きすぎないように「ストップ高(上限)」と「ストップ安(下限)」という「値幅制限」があります。

一方、米国株は流動性を重んじる風潮から「値幅制限」がありません。

米国市場は上場審査が日本よりも厳しいので、日本企業の不正が頻繁に起こりませんが、何かネガティブはニュースが出た時には、自分の予想以上に株価が下がってしまうことも想定の範囲に入れておいた方がいいでしょう。

逆に、プラスのニュースが出た場合、ストップ高がないぶん、おおきく上昇します。

また、日本株の場合、ストップ高とストップ安になると売買できなくなりますが、米国株の場合、そういったことがありません。

日本から米国株に投資するなら以下の3社から選べば間違いありません。