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日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」が無料なのに有料級のサービスでビックリ

マネックス証券が2017年10月26日に日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」をリリースしました。

「マネックス銘柄スカウター」を使えば、最長で10年に及ぶ企業の決算データを閲覧できたり、過去の株価をグラフ表示で見ることができます。

私が実際に使ってみて思ったことは、「有料で提供してもいいレベルのツールだ・・・」ということです。

マネックス証券に口座開設するだけで誰でも無料で使えるので、普段、他の証券会社で株取引している人でも、「マネックス銘柄スカウター」を使うためだけに口座開設する価値はあると思いました。

「マネックス銘柄スカウター」はマネックス証券の社員であり、マネックス証券の中でも大の株好きである益嶋裕さん全面プロデュースで開発したものです。

マネックス証券は「投資家の皆さんに投資成績を上げて欲しい!」という思いから、企業決算を投資に活かすためのツールを作ろうと考え、この「マネックス銘柄スカウター」の開発に至ったそうです。

でも、そもそもの始まりは投資家からの声からでした。

「企業決算をどう分析したら良いのか分からない・・・」

「もっと簡単にひと目で分かるように分析できたらなぁ〜・・・」

こういった声があり、投資家からの声を元に企業分析が簡単にできるツールを作ろうと思ったそうです。

また、プロでも満足して使えるレベルのものを目指して開発したそうです。

そうしてできた渾身のツールが「マネックス銘柄スカウター」です。

では、「マネックス銘柄スカウター」でできること一部紹介したいと思います。

過去10年間の企業業績を分析できる

「マネックス銘柄スカウター」では過去10年の企業業績を実際の数値とグラフとで同時に閲覧できます。

過去10年間という長期のデータがチェックできるところがポイントです。

会社四季報でもそうですが、どのツールでも長くても過去5年間が一般的です。

さらに、企業が発行する有価証券報告書も5年間の業績です。

10年間の数値を見るとなると、無料ツールでは現状ではおそらく「マネックス銘柄スカウター」のみだと思います。

しかも、チェックできる項目も以下のように非常に多いです。

  • 売上高
  • 営業利益
  • 経常利益
  • 純利益
  • 利益率
  • ROE
  • ROA
  • キャッシュフロー
  • 現金・現金等価物

以下の図はソニーの過去10年間の業績データです。

3ヶ月ごとに区切った業績をチェックできる

通常、企業は決算短信で累計値しか発表しません。

累計値とは、たとえば3月決算の企業であれば「4〜6月期」「7〜9月期」「10〜12月期」「1〜3月期」の4回に分けて決算発表を行います。

その際、それぞれの累計値の期間は以下のようになります。

  • 4〜6月期:4月〜6月(3ヶ月)
  • 7〜9月期:4月〜9月(6ヶ月)
  • 10〜12月期:4月〜12月(9ヶ月)
  • 1〜3月期:4月〜翌3月(12ヶ月)

この累計値での業績発表は、投資家にとってみると不便な点でもあります。

なぜなら、累計値で見るといい業績だが、足元の3ヶ月は良くない、もしくはその逆などがあって、それらが原因で株価が動くことが多々あるからです。

でも、「マネックス銘柄スカウター」では3ヶ月ごと(四半期ごと)に区切った業績をグラフでひと目で分かるので、累計値とは違った業績分析ができます。

たとえば、前年同期比で比較すると、季節性要因を排除して分析できるようになります。

以下の図はソニーの3ヶ月ごと(四半期ごと)の業績の推移です。

過去5年間のPER・PBR・配当利回りの推移をチェックできる

「PER」「PBR」「配当利回り」といったは株価指標は投資家にとって最もポピュラーなものですが、これらの現在の値をチェックできるのは当然です。

しかし、「マネックス銘柄スカウター」は過去5年まで遡ってチェックできるので、今の「PER」「PBR」「配当利回り」といった経済指標が歴史的に見てどの局面にあるのかといったことを把握できます。

「現在のバリュエーションが過去から見てどのような水準にあるのか?割安なのか?割高なのか?」といったことの判断材料にできます。

以下の図は良品計画の予想PERの推移です。

同業種の銘柄を比較分析できる

「マネックス銘柄スカウター」では同業種の銘柄を簡単に比較分析できます。

たとえば、自動車セクターで比較してみます。

上記のように、ひと目でPERやPBRの数値から同業種の中で割安な銘柄、割高な銘柄を判断できます。

さらに、配当利回りやROE、ROAも比較できたり、株主優待のありなしも確認できます。

マネックス銘柄スカウターOSを問わずサクサク動く

「マネックス銘柄スカウター」はブラウザベースのツールなので、WindowsでもMacでも利用できます。

おまけに動作にもたつきがなく、非常にサクサクと動くのでストレスがありません。

「マネックス銘柄スカウター」を使うには、まずマネックス証券のサイトにログインします。

ログイン後、トップメニューの「投資情報」から「ツール」を選び、「マネックス銘柄スカウター」にログインします。

これが「マネックス銘柄スカウター」のトップページです。

「銘柄を検索する」に分析したい銘柄名を入力します。ここでは「ソニー」と入力しました。

「ソニー」の株価情報が表示されました。

このページだけでも有料級という感じです。

「マネックス銘柄スカウター」を使いたいと思った人は、マネックス証券に口座開設するだけで、誰でも無料で利用できます。

「マネックス銘柄スカウター」は現状でも有料級のサービスだと思いますが、今後もさらにパワーアップしていくそうです。

来年1月には様々な機能を追加予定だそうで、さらに、現在は日本株だけですが、将来的には米国株も分析可能になるかもしれないということです。これは期待大です!

現在、他の証券会社で取引している人でも、「マネックス銘柄スカウター」を無料で使えるというだけでも、マネックス証券に口座開設する価値は十分にあると思います。

ライバル投資家に差を付けるためにも、過去の自分に打ち勝つためにも、こういった有益なツールを上手に使っていきたいところです。