世界中のファンドの中で一番低コストな運用商品といえば、今なら米国バンガード社が運用するファンドだと思います。
たとえば、S&P500指数に連動するETFの場合、信託報酬は0.05%と日本では考えられない低さです。
このETFは日本のネット証券から購入することができますが、米国株なので色々と手続きが面倒というマイナス点があります・・・。
日本から米国ETFを買うには
日本から米国株を買う場合、以下のような作業が必要です。
- 外国株取引口座を開設
- 日本円を米ドルに両替
- 米国市場が開いている時間帯で取引(日本時間の夜間)
また、ネット証券に支払う以下の手数料がかかります。
- 両替時に為替手数料が1ドルにつき0.25円
- 購入時に取引手数料が約2500円
つまり、日本からバンガードをETFを買おうと思ったら、手間もコストもそれなりにかかるということです・・・。
いくら、バンガードETFの信託報酬が安くても、これだとそのメリットを100%享受できません。(ただし、取引額が100万円以上なら取引手数料のコスト比率がかなり低くなるので、低コストで買うことができます。)
では、日本からバンガードの銘柄に低コストで簡単に投資する方法はないのか?
実はあります!
わざわざ、米国株を買う必要はありません。
日本から日本円で購入できる「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に投資すればいいだけです。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの特徴
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」はバンガードの8銘柄に投資する投資信託です。
これ1本で株式と債券に50%ずつに比率で投資できます。
株式と債券は基本的に逆の値動きをするので、50%ずつ投資することでリスク分散になります。
さらに、これ1本で全世界に投資できるので、世界分散投資が完了します。
そして、肝心の手数料ですが、購入時手数料は0円、信託報酬は0.69%と非常に低コストになっています。
つまり、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」だけあれば、低コストで株式と債券に世界分散投資できるということです。
しかも、月々5000円からできる「定額積立プラン」もあるので、それほど資金に余裕のない人でも投資できます。
銀行に預金していても世界の成長を享受できませんが、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に積立投資すれば、世界の成長を享受できます!
グローバル資本主義社会では、どこかの国が落ち込んでいても、どこかの国は成長しています。
日本の経済がダメでも、これからどんどん伸びている国があるのです。
そして、世界のマネーは伸びている国に向かいます。
組入銘柄〜米国ETFでは買えない銘柄に投資できる
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に組み入れられている銘柄は以下の8本です。
- (株式)バンガード・U.S. 500 ストック・インデックス・ファンド <米国>
- (株式)バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド <欧州>
- (株式)バンガード・ジャパン・ストック・インデックス・ファンド <日本>
- (株式)バンガード・パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド <日本を除くアジア>
- (株式)バンガード・エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド <新興国>
- (債券)バンガード・U.S.・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド <米国債>
- (債券)バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド <欧州債>
- (債券)バンガード・ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド <日本債>
米国ETFを自分で買っている人からすると、「個別に自分で米国ETFを買った方が手数料が安く済むのではないか?」と思うかもしれませんが、この8本の銘柄は機関投資しか買えないものなので、微妙に中身が違います。
つまり、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」じゃないと投資できない銘柄ということです。
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