景気予測

フィデリティ証券グローバル調査レポート2016から見る今年の景気動向

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フィデリティ証券グローバル調査レポート2016

日本ではそれほど知名度は高くないようですが、フィデリティ証券という証券会社があります。

ピーター・リンチやアンソニー・ボルトンといった有名ファンドマネージャーもフィデリティ証券出身です。

フィデリティ証券で口座開設すれば、モーニングスターの「Fund of the Year 2015」で最優秀ファンド賞に選ばれた銘柄も購入時手数料0円で投資できます。

最近では高配当を求めて、米国のREITに投資する「フィデリティ・USリート・ファンド」が人気のようですね。

そんなフィデリティ証券が2016年2月に「フィデリティ グローバルレポート 2016」を発表しました。

今回はこのレポートの各国(エリア)の景気動向予測を見てみたいと思います。日本の評価が思いのほか高いのがポイントです。

日本

  • 総合センチメントスコア:6.3
  • 調査対象地域の中で最も期待の持てる国。
  • マイナス金利は日本経済をさらに良い方向に刺激。
  • 企業改革が経済に好影響を与える。
  • 日本企業は高齢化に対処し、そこから利益を得る方法を見つけ、好影響を及ぼす。
  • 自動化とロボット工学への投資はかつてないほどの規模に。
  • フィンテックを始め、金融セクターでも破壊的技術が次々と現れる。
  • ロボット革命はヘルスケア関連(外科手術、医薬品、介護、健康管理、フィットネス、火事、生活モニタリング)の支出にも好影響。

欧州

  • 総合センチメントスコア:5.1
  • ゆっくりと着実に成長。
  • バランスシートは良好な経営状況にあるように見えるが、需要の軟化から規制、地政学リスクまでさまざまな逆風にさらされている。
  • 支出の大半は既存設備のメンテナンスに回される。
  • 半分以上の企業が景気拡大の末期。
  • M&Aは拡大。

米国

  • 総合センチメントスコア:4.7
  • 成熟しているが破綻はしない。
  • どの産業も成熟サイクルに入っており、企業のファンダメンタルズがもはや改善していない。
  • 全体として成長モメンタムをやや失っており、今後はのろのろとした足取りで歩む。
  • エネルギー、素材、資本財では景況感のさらなる悪化が予想されるが、情報技術とヘルスケアでは改善に。
  • 企業の配当額は昨年並みと予想。

中国

  • 総合センチメントスコア:4.1
  • 減速はするが、崩壊はしない。
  • 中国企業は成長末期に。
  • 中国の景気減速で最も影響を受けたのは、エネルギー、素材、資本財の主要輸出先として中国に依存している新興国。
  • 2016年は賃金が上昇する。
  • 中国で株式市場に投資しているのは全人口の約5%にすぎない。(米国の場合は55%)
  • 大都市では自動車販売が伸び続け、住宅価格の値上がりも止まる気配がない。
  • 中国人観光客はかつてないほどの勢いで旅行と出費を続けている。
  • 中国人は他国の人々よりも旅行に時間を費やす。
  • 大半のセクターが設備投資削減の影響を受ける。

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