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スマートベータ〜配当利回りの高い日本株に投資するETF

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スマートベータ 配当利回りの高い日本株に 投資するETF

マイナス金利による低金利政策、見えない先行き不安による株価低迷・・・このような中、配当利回りに注目する投資家が増えています。

ETFにも、日本株の中で配当利回りが高い銘柄のみを組み入れて作られたETF銘柄があります。

俗にいう、スマートベータ指数に連動するETFです。

今回はスマートベータ指数に連動するETFの中でも、高配当を重視したスマートベータETFについて解説します。

そもそも、スマートベータとは

昨今、証券業界でよく耳にするようになった「スマートベータ」という言葉。

スマートは「賢い」、ベータは「市場全体との連動性」という意味があり、全体で「賢い指数」と呼ばれたりしています。

従来の市場平均に投資するインデックス投資は、時価総額(株価 x 発行済株式数)の加重平均による投資でした。

一方、スマートベータETFは、企業の配当金やROE、売上・利益といった財務指標などに着目し、それを元に企業をピックアップして指数を作り、その指数と連動したETFです。

先日紹介した「JPX日経インデックス400」も、自己資本利益率(ROE)の高さなどに着目し、400銘柄で構成されたスマートベータです。

全体の中から特定の銘柄をピックアップするという意味では、アクティブファンドと似ていると思うかもしれませんが、「高配当」「最小分散」「高企業価値」といった指標に見合う銘柄を機械的に選択していく運用方法なので、アクティブファンドに比べてコストが低くなっています。

つまり、スマートベータとは低コストでも市場平均を上回ろうとする試みと言えます。

高配当を指標にしたスマートベータ

高配当ETFはスマートベータの典型の1つです。

企業の大きさではなく、配当金の大きさで企業をピックアップして作られたETFなので、配当狙いの投資家にもズバリの投資先となり得ます。

さらに、従来のアクティブファンドよりもコストを抑えながら低コストな投資ができます。

たとえば、「(NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型上場投信 《愛称》日本株高配当70ETF」は配当利回りが高い70社をピックアップして、70社を均等に保有するETFです。

「上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)」は100銘柄の高配当な会社をピックアップしていますが、そのうち10銘柄はJリートが組み込まれています。

配当利回りの高い日本株に投資するETF銘柄

配当利回りの高い日本株に投資するETFには「今期予想の配当利回りの高い銘柄」と「過去の配当利回りの高い銘柄」の2種類があります。

今期予想の配当利回りの高い銘柄(2016年4月12日)
コード 銘柄 純資産総額(百万円) 管理会社 信託報酬 実質分配金利回り 決済頻度 上場日
1577 (NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型上場投信《愛称》日本株高配当70ETF 60,181 野村アセット 0.32% 2.24% 年4回 2013年3月7日
1698 上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100) 10,568 日興アセット 0.28% 2.30% 年4回 2010年5月14日
過去の配当利回りの高い銘柄(2016年4月12日)
コード 銘柄 純資産総額(百万円) 管理会社 信託報酬 実質分配金利回り 決済頻度 上場日
1399 上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ 1,262 日興アセット 0.35% 上場12ヶ月未満 年4回 2015年12月1日
1478 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF 8,510 ブラックロック 0.19% 上場12ヶ月未満 年2回 2015年10月20日
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