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高配当が期待できるJリートに連動するETFに投資するメリットと銘柄紹介

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高配当が期待できる Jリートに連動するETF

2015年8月のチャイナショックによる世界同時株安、2016年1月から始まったさらになる世界的な株安、そして2016年2月から始まったマイナス金利・・・。

このような流れを受け、投資家の中にはキャピタルゲイン(値上がり益)よりもインカムゲイン(配当や分配金)を狙う人が増えてきています。

ETFにも分配金が出る銘柄と出ない銘柄があり、高配当が期待できる銘柄もありますが、今回は「Jリートに連動するETF」について解説します。

キャピタルゲインは狙った通り上がるかどうかは不確かですが、インカムゲインは確実にもらえるものなので堅実な投資と言えます。

相場に煩わされるのではなく、腰を据えて長期で投資したい人にオススメです。目指せ、配当金生活!

ETFの分配金はどこから出ているの?

ETFの分配金の原資は、組み込まれている株式の配当や受け取り利息によるものです。

たとえば、日経平均株価に連動するETFの場合、ファンドは225社の株式を保有しています。

この225社の株式から支払われる配当をファンドが一旦受け取り、これを分配金として保有者に支払っています。

高配当なETFってどんなもの?

一般的に、高配当ETFと言われているのは以下の3つに連動するETFです。

  • REIT(リート)
  • 外国債券
  • 高配当株

この3つのETFの平均利回りは3.4%前後です。

東証一部の全銘柄の平均利回りが1.5%前後と言わているので、高い利回りを期待できる投資先と言えるでしょう。

ちなみに、コモディティに連動するETFや先物(レバレッジインバース)に連動するETFは、原則、分配金が出ません。

J-REIT(Jリート)とは

「REIT(リート)」とは「Real Estate Investment Trust」の略で、投資家から集めた資金を不動産に投資する金融商品です。

「J-REIT(Jリート)」は「REIT」の頭に「Japan」の「J」をくっつけ、国内の不動産に絞って投資する金融商品です。

「J-REIT(Jリート)」は主に、不動産の売買や賃貸で資産運用を行っており、長期の安定した収益が見込みやすい事業であるため、分配金も比較的安定しています。

さらに、「J-REIT(Jリート)」の場合、利益の90%以上を配当すると法人税が免除される仕組みとなっているので、利益の大部分を分配金として投資家に支払う構造となっています。

1つの「J-REIT(Jリート)」には複数の物件が投資対象として含まれています。

2016年4月11日現在では以下の53銘柄のJ-REIT(Jリート)があります。

  1. 8951 日本ビルファンド投資法人
  2. 8952 ジャパンリアルエステイト投資法人
  3. 8953 日本リテールファンド投資法人
  4. 8954 オリックス不動産投資法人
  5. 8955 日本プライムリアルティ投資法人
  6. 8956 プレミア投資法人
  7. 8957 東急リアル・エステート投資法人
  8. 8958 グローバル・ワン不動産投資法人
  9. 8960 ユナイテッド・アーバン投資法人
  10. 8961 森トラスト総合リート投資法人
  11. 8964 フロンティア不動産投資法人
  12. 8966 平和不動産リート投資法人
  13. 8967 日本ロジスティクスファンド投資法人
  14. 8968 福岡リート投資法人
  15. 8972 ケネディクス・オフィス投資法人
  16. 8973 積水ハウス・SI レジデンシャル投資法人
  17. 8975 いちごオフィスリート投資法人
  18. 8976 大和証券オフィス投資法人
  19. 8977 阪急リート投資法人
  20. 8982 トップリート投資法人
  21. 8984 大和ハウス・レジデンシャル投資法人
  22. 8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人
  23. 8986 日本賃貸住宅投資法人
  24. 8987 ジャパンエクセレント投資法人
  25. 8963 インヴィンシブル投資法人
  26. 3226 日本アコモデーションファンド投資法人
  27. 3227 MCUBS MidCity投資法人
  28. 3234 森ヒルズリート投資法人
  29. 3249 産業ファンド投資法人
  30. 3269 アドバンス・レジデンス投資法人
  31. 8979 スターツプロシード投資法人
  32. 3278 ケネディクス・レジデンシャル投資法人
  33. 3279 アクティビア・プロパティーズ投資法人
  34. 3263 大和ハウスリート投資法人
  35. 3281 GLP投資法人
  36. 3282 コンフォリア・レジデンシャル投資法人
  37. 3283 日本プロロジスリート投資法人
  38. 3287 星野リゾート・リート投資法人
  39. 3290 SIA不動産投資法人
  40. 3292 イオンリート投資法人
  41. 3295 ヒューリックリート投資法人
  42. 3296 日本リート投資法人
  43. 3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人
  44. 3308 日本ヘルスケア投資法人
  45. 3451 トーセイ・リート投資法人
  46. 3309 積水ハウス・リート投資法人
  47. 3453 ケネディクス商業リート投資法人
  48. 3455 ヘルスケア&メディカル投資法人
  49. 3459 サムティ・レジデンシャル投資法人
  50. 3460 ジャパン・シニアリビング投資法人
  51. 3462 野村不動産マスターファンド投資法人
  52. 3463 いちごホテルリート投資法人
  53. 3466 ラサールロジポート投資法人

「Jリートに連動するETF」に投資するメリット

「J-REIT(Jリート)」自体ではなく、「Jリートに連動するETF」に投資するメリットとして一番大きなポイントは、2重の分散効果を得られるということです。

そもそも、「J-REIT(Jリート)」には複数の物件が入っていますが、その「J-REIT(Jリート)」を複数組み込んでいるのが「Jリートに連動するETF」だからです。

つまり、「Jリートに連動するETF」を1つ買うだけで、複数の「J-REIT(Jリート)」に1度で投資でき、多くの物件を投資対象として保有できます。

また、実物不動産への投資は資金的にハードルが高くなかなか簡単には踏み出せませんが、ETFなら少額から投資できるというメリットもあります。

さらに、ETFなら毎日、時価(市場価格)が確認でき、実物不動産よりも流動性が高いというメリットがあります。

もちろん、物件管理の手間もありません。

Jリートに連動するETF銘柄

現在、東証に上場している「Jリートに連動するETF」は以下の6銘柄です。

Jリートに連動するETF <純資産総額が大きい順>(2016年4月11日)
コード 銘柄 純資産総額(百万円) 管理会社 信託報酬 実質分配金利回り 決済頻度 上場日
1343 (NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信 178,829 野村アセット 0.32% 2.64% 年4回 2008年9月18日
1345 上場インデックスファンドJリート隔月分配 106,715 日興アセット 0.3% 2.86% 年6回 2008年10月21日
1595 NZAM 上場投信 東証REIT指数 58,526 農林中金全共連アセット 0.248% 2.73% 年4回 2014年3月7日
1597 MAXIS Jリート上場投信 45,410 三菱UFJ国際 0.25% 2.79% 年4回 2014年2月25日
1398 SMAM 東証REIT指数上場投信 16,937 三井住友アセット 0.22% 36.30% 年4回 2015年3月25日
1476 iシェアーズ Jリート ETF 13,604 ブラックロック 0.16% 1.87% 年4回 2015年10月20日

実質分配金利回り参考:REIT指数連動型ETF(東証) – JAPAN-REIT.COM

※下2つの「SMAM 東証REIT指数上場投信」と「iシェアーズ Jリート ETF」は、上場してまだ1年たっていないので、利回りの数値は極端なものになっています。

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