知っておきたい豆知識

アメリカはなぜ利上げするの?なぜ低金利だとダメなの?低金利の副作用とは?

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低金利だとなんでダメなの?

世の中はアメリカの利上げのニュース一色になるほど、2015年は「アメリカはいつ利上げするのか?」ということがテーマになっています。

しかし、そもそも、なぜアメリカは利上げするのでしょうか?

そもそも、今のままの低金利な状態の何がいけないのでしょうか?

今回は低金利の副作用について考えてみたいと思います。

低金利の副作用

低金利な状態が続くと、銀行の収益が低下したり、株式市場の配当金利回りが低下したりといった副作用が生まれます。

銀行は企業に高い金利で融資できないので、そのぶん収益が減ります。

配当金利回りが低い状態だと、投資家の期待に応えられず、投資意欲をそぐことにつながります。

銀行に預金していても、普通預金の金利は0.02%とほぼゼロに近い数値なので、利息はほとんど付きません。

ゼロ金利政策だと、銀行預金の利息もほとんど付かず、国債や社債の利回りもわずかしか出ないという儲からない状態が続いてしまうというデメリットがあるのです。

事業でも投資でも低リターンしか期待できないと、人々の経済活動をする意欲はどんどん下がります。

そうなると、不景気から抜け出せなくなってしまうのです。

アメリカが利上げをする理由

低金利に上記の副作用があるので、この状態から抜けるために、アメリカは利上げをして経済を正常な状態に戻そうと考えています。

サブプライム危機とリーマンショックで傷ついた経済がだいぶ回復してきたので、さらに経済を金利が付く正常な状態にするために、アメリカは利上げをするのです。

利上げすると困る人は誰?

利上げすると、住宅ローンの金利や企業融資の金利も上がるので、変動金利で住宅ローンを組んでいる人や銀行からたくさん融資してもらっている会社は、支払うべき額が増えるので負担が増えることになります。

つまり、利上げで困る人は借金をしている人です。

1920年から現在までにアメリカの政策金利の推移

以下のチャートはアメリカ10年債の金利の推移です。

現在は2%台ですが、1980年代前半には16%近くあったんですね。


source: tradingeconomics.com

今後、アメリカが利上げすれば、アメリカ10年債の金利は3%から4〜5%くらいまで上がっていくかもしれません。

そうなったら、米国債への投資に旨味が出てきます。

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