知っておきたい豆知識

銀行の貯金って安全なの?預金は物価上昇(インフレ)に弱い資産

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銀行預金は物価上昇に 弱いのをご存知ですか?

「投資なんて怖くてできない・・・」「銀行貯金なら減ることないから安全だし・・・」

このように考えて、投資をしない人っていますよね。

でも、「銀行貯金=安全」とは実は言えないのです。

「銀行貯金=資産が減らない」も実は正しい解釈ではありません。

今回は銀行貯金のデメリットについて説明します。

貯金はリスクがないように見えるが・・・

銀行貯金といえば、全くリスクがないように見えます。

普通預金なら利息は0.02%というほぼゼロ金利みたいなものですが、株式投資のように減るリスクはないように見えます。

でも、実は銀行貯金でも資産が減るということはあるのです。

なぜなら、銀行貯金は物価上昇(インフレ)に弱いという側面があるからです。

物価が上昇すれば、相対的に貯金の価値は下がる

日本では長い間デフレ(物価が低い状態)が続いていたので、インフレ(物価上昇)といってもあまりピンと来ないかもしれませんが、そんな日本でも1977年から2006年の30年間で物価の値段は2倍になっています。

2013年から始まったアベノミクスではインフレ2%を目指しています。

インフレ2%ということは、物価が2%上がることです。

今まで100円で買えたものが102円になるということです。

今まで100万円で買えたものが102万円と2万円アップするということです。

物価が2%アップしているのに、銀行貯金の金利が0.02%しか付かなければ、それは実質1.98%ほど貯金の価値が下がっているということを意味します。

預金額自体は減っていなくても、その預金額で買えるモノが減っているので、相対的にみると資産は減っているのです。

でも、投資で年4%で運用できれば、インフレ率が2%でも2%ほどのリターンが出ます。

もちろん投資の場合、元本が減るというリスクもあります。その時は銀行貯金よりも損してしまいます。

しかし、世界のGDPは年間4%ほど成長しています。

株式投資の未来」という長年売れ続けている名著によると、過去200年(1802〜2003年)のアメリカ株式の平均リターンは年率6.5〜7%、債券(長期国債)の平均リターンは年3.5%と記されています。

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
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この数字を見ると、低コストなインデックスファンドで世界に分散投資すれば、年4%リターンも十分に可能ということです。

つまり、株式投資や債券投資ならインフレ(物価上昇)にも対応可能ということです。

一方、一見すると安全資産に見える銀行貯金は物価上昇に脆いという側面があります。

インフレ時こそ、投資力を磨くことが必須スキルとなるということです。

「何もしない」と言うとリスクがないように見えますが、「何もしない」ことこそがリスク要因になってしまうこともあるのです。

これは投資に限らず、人生全般に言えることかもしれませんね。

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