投資信託

銀行でNISA口座を開設せず、ネット証券で開設した方がいい理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

NISA口座は銀行で開設するな!

2014年からNISAが始まりましたが、NISAをきっかけに株式投資を始めようとしている人も非常に多いと思います。

しかし、自分が普段使っている銀行でNISA口座を開設するのはオススメしません。

なぜなら、銀行で販売されいている投資信託は投資家が儲かる銘柄ではなく、銀行が儲かる銘柄ばかり扱っているからです。

結論から言うと、NISA口座は絶対にネット証券で開設した方がいいです。

その方が手数料が安い投資信託を購入できるからです。

手数料が安いということは、そのぶん利益が出やすいということです。

今回は、銀行でNISA口座を開設せず、ネット証券で開設した方がいい理由について詳しく説明します。

まずはNISAの本質を理解すべし

NISA(ニーサ)とは日本語では「少額投資非課税制度」と言います。

具体的には、株式や投資信託から得た売却益と配当への課税を、年間120万円を上限に非課税とする制度です。(2014〜2015年は年間100万円を上限)

ということは、今後、株価が上がり売却益が出る銘柄、もしくは、配当が出る銘柄をNISAで購入すべきということです。

しかし、今後株価が上がる銘柄は誰にも分かりません。

予想はできるかもしれませんが、それはあくまで予測の範囲を出ません。

しかし、手数料は購入段階で確実に引かれるものです。

たとえば、投資信託の場合、購入時手数料が3%のものと0%(ノーロード)のものがあります。

仮に、100万円を投資した場合、購入時手数料が3%の場合、3万円が最初に引かれてしまうので、97万円から投資スタートということになります。

一方、購入時手数料が0%(ノーロード)のものは100万円から投資がスタートできます。

どちらが利益が出やすでしょうか?

もちろん、購入時手数料が0%(ノーロード)の投資信託です。

そして、銀行窓口で扱っている投資信託の場合、ほとんどが購入時手数料3%のものなのです・・・。

そこには、銀行のビジネスモデルが関係しています。

現在の銀行のビジネスモデル

以前の銀行は、預金者から預かった預金を企業に貸し出し、利息をとることで利益を出していました。

言うなれば、利ざやを稼ぐ商売でした。

たとえば、預金者から金利3%で預かったお金を企業に金利12%で貸して9%の利ざやを得るといった具合です。

しかし、現在では企業がお金を借りてくれないので、銀行は本業で稼げなくなっています。

その代わり、現在の銀行は手数料で稼いでいます。

ATMの引き出し手数料、振込手数料、為替手数料などなど。

手数料というのは原価はゼロです。つまり、銀行からすると対して苦労せずに儲けられる商売なのです。

投資信託の手数料も同様です。

銀行で販売されている投資信託の場合、その多くは最初に購入時手数料として3%が引かれます。

そして、毎年かかる信託報酬が2%前後です。

つまり、初年度は5%の手数料が入ってくるのです。100万円で5万円、1000万円で50万円です。

銀行は投資信託を売るだけで、これほどの手数料を得ることができるのです。

さらに、信託報酬は毎年かかります。信託報酬が2%ということは、5年で10%、10年で20%です。

投資信託の手数料が銀行にとっていかに美味しい商売か分かってもらえたでしょうか。

裏から見ると、銀行窓口で販売されているような投資信託は、投資家が儲かる投資信託ではなく、銀行が儲かる投資信託と見ることができます。

一方、ネット証券なら購入時手数料0円、信託報酬0.5%前後の投資信託を購入することができます。

銀行で買っちゃいけない投資信託の例

銀行で買っちゃいけない投資信託の例を挙げたいと思います。

  • 毎月分配型の外国債券に投資する投資信託
  • 分配金が多いことが売りの新興国投資信託
  • 高金利のブラジルレアルやトルコリラ建ての米国ハイイールド債投信

投資初心者は「毎月分配型」という言葉にだまされないようにしましょう。

その多くは、元本から分配金が支払われているものです。

つまり、自分が投資した金額を分配金という形で移動しているだけです。

元本が減る投資信託はどんどん魅力がなくなり、誰も投資しなくなります。

すると、銀行は「他の投資信託に乗り換えませんか?」と言ってきます。

なぜなら、他の投資信託に乗り換えてくれると、購入時手数料をまた得ることができるからです。

こういった負のスパイラルに陥らないように、NISA口座はネット証券で開設することをオススメします。

ちなみに、すでにNISA口座を銀行で開設してまったとしても安心して下さい。

NISA口座は毎年変えられます。

来年以降、ネット証券で開設すればOKです。

10月前後に「来年はネット証券でNISA口座を開設します。」と銀行に伝えればOKです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る