投資信託

コストは高いけど投資する価値のあるアクティブファンドの見つけ方

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投資する価値のある アクティブファンドの 見つけ方

最近の投資信託業界では、インデックスファンドの信託報酬の低コスト化が進んでいます。

一方、アクティブファンドに関しては、信託報酬は全く安くなっていません・・・。

コストが高いものだと、購入手数料が3%、信託報酬が2%前後といったものも少なくありません。

コストが高くても、しっかりした成績を出してくれればいいですが、実際には株価指数を上回る成果を上げているのは、アクティブファンドのうち30%程度という調査もあります・・・。

70%のアクティブファンドは指数以下のリターンしか出せていないのです。。

しかも、日本の投資信託5000本以上のうち、アクティブファンドは9割も占めているのです。。

コストが高いのに、市場平均(指数)にも勝てないアクティブファンド・・・。

だったら、市場平均(指数)に連動するコストが安いインデックスファンドに投資した方が合理的だろうというのが、最近のリテラシーが高い投資家の流れでもあります。

しかし、少ないですが、投資する価値のあるアクティブファンドがあるのも事実です。

特に、日本を対象に投資するファンドでは。

今回は「コストの高いアクティブファンドにわざわざ投資すべき理由」というテーマで、投資する価値のあるアクティブファンドの探し方について解説します。

バブル崩壊以降、TOPIX全体に投資しても勝てない

まず、以下のTOPIXのチャートを見て下さい。

1969年7月1日〜2015年11月12日までの約46年間のチャート推移です。

TOPIXチャート

TOPIXとは東証一部に上場する全企業の「時価総額の平均」で、2015年現在では1900社近くあります。

つまり、TOPIXに連動するインデックスファンドに投資すれば、日本全体に投資できると考えて問題ありません。

しかし、このチャートを見れば分かりますが、1989年以降、日本のTOPIXはどちらかと言うと、下落傾向にあります。

アベノミクスによって2013年から上昇していましたが、2015年11月現在では上げ止まっている状態です。

経済全体が右肩上がりの状態であれば、その国の指数に連動するインデックスファンドに投資することは合理的と言えますが、1989年以降の日本に関してはTOPIX全体に投資することは合理的とは言えない状態が続いています。

では、日本株で利益を得ることはできないのか?

そんなことはありません。バブル崩壊後でも株価を伸ばしている企業はたくさんあるからです。

株価を上げている日本企業だけに投資する

TOPIXに連動するインデックスファンドに投資してしまうと、株価を上げている会社だけでなく、株価を大きく下げている会社にも投資してしまいます。

しかし、株価を上げている会社だけに投資できれば、日本株への投資でも利益を出すことはできるのです。

実際、1999年から2012年の13年間で、東証一部の6割に当たる1008銘柄は株価を上昇させています。そのうちの24%超える銘柄では株価が2倍以上になっています。

つまり、東証一部の中の半分以上の株価を上げている企業から投資する会社を選べば、日本株でも十分に勝てるということです。

日本株=日本経済ではない

日本企業に投資するとは、日本株に投資するということですが、日本企業の中には海外で活躍している企業や新興国で売上を伸ばしている企業もたくさんあります。

そういった企業に投資すれば、高いコスト負担や為替負担を負わなくても、世界の成長に乗ることは十分に可能です。

これからの日本は人口が減少するので、経済も縮小していきますが、世界の人口は増え続ける一方です。

これから繁栄する国もたくさんあります。

これから伸びる国で利益を出せる日本企業の株価は、今後も上昇が期待できます。

つまり、世界を舞台に活躍していて、長期的な成長が期待できる銘柄だけを選んで投資していけばよいということです。

一方、TOPIXに連動するインデックスファンドだと、「成長する銘柄」だけでなく、「成長しない銘柄」まで買うことになってしまい、結果的に「成長しない銘柄」に足を引っ張られることになってしまいます。

ベンチマークを持たないアクティブファンドを選ぶ

アクティブファンドの中にはベンチマークを持つファンドもあります。

ベンチマークを持つアクティブファンドの場合、そのベンチマークよりも運用成績が良ければ「優れている」と評価されます。

日本株に投資するアクティブファンドの多くは、ベンチマークとしてTOPIXを採用しています。

このケースでは、TOPIXが20%下げている相場では、アクティブファンドが10%下げていても「優れている」と評価されてしまうのです。

損失が出ていても「優れている」と評価されるなんて、可笑しい話ですよね。。

「ベンチマークを上回る成果を目指す」と謳っているファンドは「TOPIXに勝っていればいい」という方針なので、アクティブファンド自体に損失が出ていても、TOPIXに勝っていればOKなのです。

こういったベンチマークを持っているアクティブファンドは選ばない方がいいです。

日本の成長銘柄だけに投資するオススメのアクティブファンド

日本企業の成長銘柄だけに絞って投資するアクティブファンドでおすすめなのは「ひふみ投信」です。

ひふみ投信は直販投信なので、購入手数料はノーロード(0円)です。

信託報酬も1.06%とアクティブファンドの中では低い方になっています。

ベンチマークも持っていませんし、毎月の定額積立投資にも対応しています。

運用成績が良いので、投資信託の格付けを決める「R&Iファンド大賞」を4年連続で受賞している数少ないアクティブファンドです。

過去のリターンを見ると、「投資しないのが損」というくらい非常に良い数字を出しています。(ここだけの話、当サイト管理人も投資している銘柄です。)

ひふみ投信の年間リターン
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
10.21% 1.86% -1.30% 22.17% 67.96% 13.99% 21.75% 4.53%

ひふみ投信は日本の中小小型株を中心に投資するアクティブファンドです。

これから成長しそうなグロース株(成長株)を探すのが上手いファンドですね。

大企業で業績が良い会社なら情報が多いので、自分でも探せるかもしれませんが、中小小型株になるとなかなか自分で情報収集するのは難しいものです。

なので、ひふみ投信に投資して、これから成長する企業を先取りするのは非常に良い選択肢の1つだと思われます。

世界に投資するオススメのアクティブファンド

世界全体に投資するアクティブファンドでオススメなのは、「セゾン 資産形成の達人ファンド」です。

ファンド・オブ・ファンズなので、信託報酬は1.35%と少し高めですが、機関投資家しか投資できないファンドに投資できるというメリットがあります。

日本だけでなく、アメリカやヨーロッパ、新興国と世界全体に幅広く投資できるポートフォリオになっています。

直販投信なので、購入時手数料はノーロード(0円)です。

毎月の定額積立投資にも対応しています。

過去のリターンも悪くありませんので、世界の成長の恩恵を受けられる銘柄と言えます。

セゾン 資産形成の達人ファンドの年間リターン
2009年
リーマンショック
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
-45.22% 37.79% 1.20% -10.30% 32.08% 56.01% 22.47% 4.56% 0.18%
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