投資信託

ファンド・オブ・ファンズの特徴とメリットとデメリット

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複数の投資信託を 組み入れて リスク分散する ファンド・オブ・ファンズ

投資信託にはいくつか種類があります。

たとえば、TOPIXや日経平均株価といった指数に連動するインデックスファンド。

指数を上回ることを目指し、組み込み銘柄をファンドマネージャーが選択するアクティブファンド。

そして、インデックスファンドとアクティブファンドには「ファンド・オブ・ファンズ」という形態をとったものもあります。

今回は「ファンド・オブ・ファンズ」の特徴とメリットとデメリットについて説明します。

ファンド・オブ・ファンズの特徴

通常、投資信託というと、株式や債券を組み入れたパッケージですが、ファンド・オブ・ファンズは外部で運用される複数の投資信託を組み入れたパッケージになっています。

ファンド・オブ・ファンズ

複数の投資信託を組み入れることにより、複数の特徴を持った多くの銘柄を組み入れることができ、運用の安定性を高める効果があります。

ファンド・オブ・ファンズのメリット

ファンド・オブ・ファンズのメリットはリスク分散です。

個別の会社が運営する複数の投資信託を組み入れることにより、複数のファンドマネージャーの叡智を結集できるだけでなく、銘柄の数も増えるのでリスクの分散につながります。

さらに、機関投資家しか買えない銘柄、つまり個人投資家が買えない銘柄にも投資できるというメリットがあります。

たとえば、直販投信で人気のセゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」はファンド・オブ・ファンズですが、機関投資家しか買えないバンガードの銘柄を8本組み入れています。

ファンド・オブ・ファンズのデメリット

ファンド・オブ・ファンズのデメリットとしては、投資信託の中に投資信託が組み込まれているので、信託報酬を二重に購入することになる場合があります。

ですから、購入前に手数料を詳しくチェックする必要があります。

名目コストではなく、実質コストを見ることが重要です。

名目コストはパンフレットやウェブサイトで見ることができますが、実質コストは交付目論見書にしか掲載されていません。

実際にかかるコストは実質コストなので、交付目論見書に書いてある実質コストを見ることです。

たとえば、直販投信の「ユニオンファンド」もファンド・オブ・ファンズなのですが、名目コストとしての信託報酬は「年0.8%(税抜)」と表記されていますが、実際の信託報酬(実質コスト)は1.9%と倍以上になっています。

ユニオンファンドの実質コスト

ですから、ファンド・オブ・ファンズを購入する時は、必ず交付目論見書で実質コストをチェックするようにしましょう。

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