2015年9月から投資信託のインデックスファンドの低コスト化競争が進んでいます。
最初に動いたのは三井住友アセットマネジメントです。
9月にDC限定だった投資信託を楽天証券のみで一般向けに公開しました。
その後、ニッセイアセットマネジメントが11月に、DIAMアセットマネジメントが12月に続きます。
eMAXIS(イーマクシス)などの他社も参入してくれば、今後もまだまだ低コスト化競争は激しさを増しそうです。
新興国株式以外なら信託報酬は0.2%前後となり、すでに国内ETFや米国ETFとそれほど変わらないくらい低コストになっています。
今回は信託報酬が米国ETF並に低いインデックスファンドを紹介します。
信託報酬が米国ETF並に安いインデックスファンド一覧
運用会社 | ファンド | 信託報酬 (税込) |
---|---|---|
三井住友アセットマネジメント | 日本債券 | 0.17% |
DC外国債券 | 0.23% | |
DC全海外株式 | 0.27% | |
DC新興国株式 | 0.60% | |
ニッセイアセットマネジメント | 国内債券 | 0.16% |
外国債券 | 0.22% | |
外国株式 | 0.26% | |
DIAMアセットマネジメント | 日経225 | 0.21% |
当サイトではポートフォリオ別に「信託報酬が低い投資信託(インデックスファンド)」も紹介しています。
米国ETFに投資する必要はない低コストな環境が作られつつある。
信託報酬は保有している間、継続的にかかるコストなので、信託報酬が低い投資信託は長期投資向きと言えます。
逆に、信託報酬が高い投資信託は長期投資向きではありません。
日本の投資信託はアメリカに比べると信託報酬が高いと言われてきましたが、今となってはほぼ同等レベルまで落ちたといっても過言ではありません。
「信託報酬が安いから」と、為替コストと取引手数料がかかる米国ETFにわざわざ投資する必要はない環境が作られつつあります。
一方、アクティブファンドに関しては、以前として信託報酬は1%以上と高い傾向にあります。
ますます、アクティブファンドを選ぶ理由がなくなってきたと言えるかもしれません。