投資信託

投資信託の隠れコストに気をつけろ、1万口あたりの費用明細をチェック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

あまり知られていない! 投資信託の 隠れコスト

投資信託に主に3つの手数料があるということは「投資信託の手数料を徹底解説!購入時手数料・信託報酬・信託財産留保額」で詳しく説明しました。

しかし、実はまだコストがかかる場合があるのです・・・。

それらは目立たないので、「隠れコスト」などと言われたりします。

実際、多くの投資家はこの「隠れコスト」に気づいていません。

投資信託のコストといえば、「購入時手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」の3つだけと思っている人がほとんどです。

まぁ、それでも、銀行窓口などでコストのことなんて一切気にせずに、行員に勧められるがままに投資信託を買ってしまうような人よりマシなのですが・・・。

今回は投資信託の隠れコストについて説明します。

運用報告書の「1万口あたりの費用明細」をチェックせよ!

もし、アナタがすでに投資信託に投資しているなら、ウェブサイトから「運用報告書」を開き、「1万口あたりの費用明細」という項目をチェックしてみて下さい。

たとえば、低コストで海外先進国に投資できるということで人気の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の場合は次のようになっています。

1万口あたりの費用明細

「信託報酬」以外に、「売買委託手数」「有価証券取引税」「保管費用等」といった3つの費用(手数料)があります。

これが「隠れコスト」です。

  • 信託報酬
  • 売買委託手数 ←隠れコスト
  • 有価証券取引税  ←隠れコスト
  • 保管費用等  ←隠れコスト

この3つの隠れコストは年1回発行される「運用報告書」にしか掲載されていない場合がほとんどです。

だから、ほとんどの投資家は隠れコストの存在すら知らないのです。

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の場合、隠れコストの合計額が1万円あたり11円(コスト比率0.11%)と低いからそれほど気になりませんが、中には非常に高額な投資信託もあるので注意が必要です。

たとえば、某証券会社で販売されている「新成長中国株式ファンド 愛称 シャングリラ」というすごい名前の投資信託があります。

これの運用報告書の「1万口当たりの費用明細」を見ると、次のようになっています。

1万口当たりの費用明細

「売買委託手数」が24円、「有価証券取引税」が13円、「その他の費用」が8円で合計で45円の隠れコストがあります。

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の約4倍も隠れコストがあるのです。

この「隠れコスト」は信託報酬のように毎年かかるコストです。

それはつまり、「隠れコスト」が多いということは、毎年引き落とされる信託報酬がそのぶん高くなるという解釈ができるのです。(隠れコストを含めた信託報酬という意味合いで)

投資信託を選ぶ際は、信託報酬という表に出ている手数料だけでなく、表には出てこない隠れコストを含めた「実質コスト」をチェックしてから投資先を決めるようにしましょう。

モーニングスターの実質コストを見れば安心!

実は、「信託報酬+隠れコスト」という「実質コスト」を一目瞭然の形で提供しているサイトがあります。

それは「モーニングスター」です。

たとえば、先ほどの「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」のモーニングスターのページを見れば、「信託報酬等(税込)」の項目の「実質」を見れば「信託報酬+隠れコスト」の実質コストが分かります。

実質コスト

「名目」が「0.42%」なのに対して、「実質」は「0.46%」になっています。

投資したい投資信託があったら、必ずこの項目はチェックしておきたいですね!

モーニングスターの実質コストを見れば安心!

隠れコストに関しては、「ブロガー水瀬ケンイチの等身大投資コラム―投資信託のいわゆる「隠れコスト」って何?」にも詳しく書いてあり勉強になります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る