NISA(ニーサ)

2016年からNISA(ニーサ)を始める人が知っておくべきこと

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2016年からNISA口座は 120万円までに拡充!

2015年10月現在、株式投資から得た売却益や配当金、分配金には税金が課されます。

その税率は20.315%です。内訳は所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%です。

投資で100万円の利益が出たら、税金で20万3150万円が出ていき、手元に残るのは79万6850万円です。

しかし、2014年からNISA(ニーサ)という制度が始まり、このNISA口座に入れた銘柄から出た利益には税金がかからなくなりました。

今回は2016年からNISA(ニーサ)口座を開設する人向けに、NISA(ニーサ)を始める前に知っておくべきことについて書きたいと思います。

NISAってどうな制度?

NISAは個人投資家向けに2014年から始まり、NISA口座内の上場株式や投資信託、ETFの売却益、配当金、分配金にかかる税金(20.315%)が非課税になる制度です。

NISAは日本語だと「少額投資非課税制度」と言います。

証券会社で口座開設すると、以下の3つの口座があります。

  • 特定口座(確定申告を自分でしない口座)
  • 一般口座(確定申告を自分でする口座)
  • NISA口座(非課税になる口座)

NISA口座につは次のような決まりがあります。

  • 対象者は日本に住む20歳以上の人
  • NISA口座で運用できる金額は2016年以降は年間120万円まで(2014〜2015年は年間100万円まで)
  • 非課税期間は2014〜2023年まで。この期間から最長5年が非課税に。

2016年からNISAを始める人の場合、2016〜2020年の5年間、合計600万円が非課税になります。夫婦でやれば1200万円が非課税になります。

NISAの注意点1)他の口座との損益通算はできない

これは意外と盲点なのですが、NISA口座で損失が出た場合、他の口座との損益通算はできません。

通常、NISA口座以外なら、利益と損益を損益通算できます。

つまり、A銘柄で100万円の利益が出て、B銘柄で20万円の損益が出た場合、損益通算して80万円に対して課税されます。

しかし、B銘柄をNISA口座で運用した場合、損益通算ができないので、A銘柄の100万円全額に対して課税され、支払う税金額もそのぶん増えます。

なので、NISA口座では5年後に利益が出る可能性が高いと自分が思う銘柄を入れるべきということになります。(ただし、これを予想するのは難しいです。)

NISAの注意点2)投資信託の特別分配金は非課税メリットなし

投資信託には分配金が出るものが多いですが、分配金には以下の2種類あります。

  • 普通分配金・・・利益から分配される分配金
  • 特別分配金・・・元本から切り崩される分配金

つまり、自分が投資している投資信託が利益が出ていたら、その利益から分配金(普通分配金)が出ますが、利益が出ていなかったら元本を切り崩して分配金(特別分配金)が払われるということです。

そして、税金は利益に対して課税されるものなので、元々、特別分配金は課税対象ではないのです。

どんなに特別分配金をもらっても、元々が非課税です。

なので、NISA口座で分配金が出る投資信託を運用するなら、利益が出そうな銘柄を入れるべきということになります。(ただし、これを予想するのは難しいです。)

NISAの注意点3)配当金の受取方法は株式数比例配分方式にする

中には配当目当てで株式投資をする人もいることでしょう。

日本郵政3社の上場から投資を始めて、NISA口座に入れた人はおそらくそれなりの配当金を受け取るはずです。なぜなら、3社とも配当利回りが高いからです。

この時に注意すべきなのは、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」にしなくてはいけないということです。

配当金の受取方法には以下の3種類があります。

  • 株式数比例配分方式・・・証券会社の口座で配当金を受け取る
  • 登録配当金受領口座方式・・・銀行口座に配当金を振り込んでもらう
  • 配当金受領証方式・・・郵便局の窓口で配当金を受け取る

この中から「株式数比例配分方式」を指定します。

こうして初めて、配当金に対する税金が非課税になります。

これも意外と盲点のようです。

結局、NISA口座ではどんな銘柄を入れればいいの?

売却益にしろ、配当にしろ、利益が出る銘柄でないとNISA口座に入れる意味がありません。

なぜなら、税金は利益に対して課税されるからです。

ただ、将来、自分が投資する銘柄の株価が上がるか下がるのかを予想することは誰もできません。

ですから、確実に配当が出る銘柄を入れるのをオススメします。

一番のオススメは国内ETFです。

ETFは上場投資信託と呼ばれ、配当が必ず出る仕組みになっています。(普通の投資信託のように配当を自動で再投資できません。)

そして、通常ならこの配当には税金が課税されますが、NISA口座なら課税されません。

さらに、ETFは低コストなので、将来的に利益が出る可能性が高コストな銘柄よりも高いです。(コストが低いということは、そのぶん利益が増えることにつながるから。)

つまり、売却益も見込みやすいということです。

仮に、予想通りに株価が上がらず、損益が出たとしても、配当に対する税金が非課税になっているので、なんとかNISAのうま味は享受できます。

日本証券業協会:投資にきっかけ!NISAがいいさ!!

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